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蘭�寶ｬ史の写真
花についての詳しい説明がないのが後の混乱の元

ただ弁先丸く、肉厚、色鮮やかで、平肩。花茎は二十数ｃｍとある。

蘭華譜の写真
蘭�寶ｬ史より引用した解説が読み取れる。
蘭�寶ｬ史にない大きな特徴として、舌に大きな紅一点があるとしている。

春蘭譜の写真

�尢柾ｬ史から引用した解説がある。

２００８年２月の温州蘭博に杭州花圃が江南老笑春として出品したもの。

このあたりの古い愛蘭家たちは杭州花圃の笑春こそが真品だという。

杭州花圃といえば昔周恩来氏が松村謙三氏にここの寰球荷鼎を取り寄せ送ったことで有名な老舗だ。しかし蘭�寶ｬ史の花とあまりに違うし、名品と呼ぶにはどうだろう。。

最近発表されたもの

中国第一蘭花網
の解説には上の蘭�寶ｬ史にある特徴のほかに
捧心上に紅点があるとしている。

これら別々に出品されたものにもその特徴は見られるが舌点はU字型で、なにより弁形が決定的に違う。

この２点は蘭華譜のものと違って舌の紅点がU字形である。

蘭�寶ｬ史にある条件に合致する花はなかなかないようだ。
いずれも名品と呼ぶにはやや難点があり、京華堂のものが真品かどうかもはっきりしない上、
もともと数が極めて少なく、京華堂から広まったものを含めて絶種したのではという意見もある。蘭華譜以前のものを老笑春、以降のものを笑春と分ける人もいる。
戦後日本から帰ってきた蘭がその名札のまま流通しているのではという考えも完全には否定できないと言う意見も。

そのほか笑春として出品されたもの

東京在住の蘭歴３０年の愛蘭家S氏によると

江南笑春は戦後に持ち込まれたやや細弁の平肩咲き紅一点、少し筋が入りますがよい花です。

とのことです。

梅弁