中宮と中ke

昆虫や鳥獣の巣のこと

この字は私のホームページビルダーでは表記できないので便宜上同じ意味の巣を用いています。

中宮
また紫薇宮ともいい、皇宮を意味する。北天の中央にありそれぞれの星に官名がつけられ、北極星が中心にあり他の星はその周りを回ると考えられた。(下に見えるのが北斗七星)

このようにもともと北極星の位置する区域を表し、のちに皇后のいるところ、皇后という意味を持つようになった。

 (何をもって中宮としているかはっきり記した文献が見つからないので私の想像では)蘭の花を天空(宇宙)にみたてその中心部にある捧弁、蕊柱、唇弁を総称して中宮と呼び、外三弁に対して中宮の調和の取れたものを良い花という。主に尢魔フ荷弁花について重要視されるそう。また捧心と舌の間の空間を口と称する

 蘭花を巣に見立て、外三弁の内側の捧弁と蕊柱の構造的な総称を”中ke”という。その結合は互いに緊密であることが重要で、三弁の基部の結合もきちんとよくまとまっていなければならない。もし離れすぎたり雑然としていればその花は釣り合いが取れていないといい、中keと外三弁の調和が取れたものを良い花という。

 よく五弁分keとあるが蘭の五肢(三弁と捧心)が健全であることを表し、それぞれがくっついたり極端に離れたりせず、同じ基部から調和よく展開しているさまを言う。

この五弁分keの調和の取れた花を良い花という。
 
 そういえば北京オリンピックの主会場である体育館を鳥巣(niao chao)と呼んでいた。このように中国では小さなものに壮大な名前を付けたり、大きなものに可愛い名前を付けたりとなかなか楽しい。

以前中宮と中keについてご意見がありましたので調べてみました。

最近の蘭
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