春蘭譜(山東蘭花網)では汪小尚を水仙弁、汪章尚を
梅弁としていてそれぞれ違う写真を載せ説明してある
蘭花交易網
蘭花網
春蘭図譜
汪章尚
梅瓣
歴史:民国の初め上海で選出。
特徴:三弁円頭長脚,観音捧心,
小円舌。
選出栽培歴史不詳。三弁円頭,長脚細收根,分巣,平肩,劉海舌。花容垢抜けして綺麗である,古葉は半垂形を呈す。葉色深緑,葉先は鈍い。現在流通量は少ない
汪章尚は《中国蘭芸三百問》によると“汪小尚”のことであると記されている。
沈氏父子の《蘭花》:“
三弁緊辺頭短,細長収根,硬捧,分巣,平肩,劉海舌,花容引き締まり綺麗。苞衣紅紫色,
老葉半垂性,葉面深緑で光沢有,葉先鈍い。”日本ではずっと(汪章尚として)流通しているが“汪小尚”のことであろう。中国でも僅かに残っており,2005年諸ぎ蘭展に一鉢の“汪小尚”が出品された。舌は如意舌に近似しており開花したばかりだったのかもしれない。
(日本存有多少個中国春蘭名品)によると
汪小尚
水仙瓣
歴史:1910年代寧波の汪氏選出。
特徴:外三弁緊張辺長脚円頭,收根。
浅兜軟捧,劉海舌,色彩緑,花容美しい。
苞衣淡紅紫色。葉半垂れ,光沢有,葉先は鈍い。
沈渊如《蘭花》
汪小尚として紹介されたもの
汪章尚として紹介されたもの
また18888.comによると
汪小尚
弁型:水仙瓣
歴史:選出年月不詳,寧波の汪という愛蘭家が選出したとも言われる。日本では“汪章尚”
と称している。
特徴:葉性は半垂れ,細葉で黄緑色。
銀紅殻色,子房苞衣全緑彩,三弁收根できわめて長い,弁の先端は大円頭緊辺,形は長柄のひしゃくに似ている。平肩または飛肩,三弁抱え咲き。深兜。中国内には残っておらず,1996年に日本から4-5本買い戻された。
蘭花網 中国蘭花第一網 春蘭之都蘭花網などは同じ
汪小尚
原産地:浙江奉化
品種類別:春蘭水仙
産出時期:清朝光緒年間
命名者:林太和
品種紹介:
新芽淡紫紅色で緑彩がかかる。葉は半垂れ,中心葉は中垂れまたは直立。葉脈ははっきりしていて、溝はやや深い。葉先は鈍い。三弁細長く先端は短円,收根,肉厚でスプーン状を呈する。主弁は副弁よりやや広く、軟捧合背,間辺,微に兜があり端は乳白色で3本の紅紫色の広い筋がある。劉海舌できちんと整い引き締まっている。短く硬く上向きの浅兜があり,まっすぐ伸びて巻かない。舌面の紅点は鮮明である。五弁分巣,花弁は大きく、淡紫紅色の花茎は緑を含み一番上の節は緑が勝ち葉上に出る。
とあるが最初の出所は分からない。
浙江蘭花網に花形は変わっても舌の紅点は変わらないとある
春蘭譜(山東蘭花網)に上海で選出とある
ので上海蘭花網を覘いてみると
梅弁 民国初め上海選出
三弁円頭長脚、観音捧、小円舌
とあり同じ写真が載せてある。
どうやら汪小尚は長脚の抱えの強い水仙弁で、舌の紅点が鮮やかで狂いのない蘭のようだ。
とても分かりやすい花で間違えようがないらしい。
日本語ではどちらも おうしょうしょう だが中国語では発音が違うので汪小尚(wang
xiao shang)を
汪章尚(wang zhang shang)とは間違えにくい。
ということは日本で汪小尚を汪章尚と書き間違え、それが中国に里帰りして混乱したのだろうか。それとももともと別の蘭だったのだろうか。
沈渊如《蘭花》に同じ。
易蘭網で江南老笑春としている
写真と同じものだ。どちらが正しいのか?
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