憲荷

荷弁
1917年上海の王憲発見
特徴:葉姿半垂れ、葉柄細収、葉梢短い、葉先は鈍い、葉幅広い、幅1〜1.5cm、葉面に行竜がある。葉長20~28cm位 、葉色深緑、光沢に富み厚い。花芽は紫
筋紋は深紫色で薄い紅砂雲がみられる。三弁長脚大円頭やや放角緊辺肉厚。抱え咲き副弁はやや長く、花弁に紫色の筋がある。捧心は短円で銅銭のよう、捧心の内外に紅筋が有る。大円舌の紅点はV字型で、とても鮮やかである。開花後時間がたつと舌が巻き舌面はu字型を呈する。花茎は薄紅色、高さ12cm位、花色は緑の中に濁った紫雲があり、光沢がある。端正で中大型、捧心及び舌は典型的な荷花である。
流通量は極めて少ない。

歴史:1917年上海王家花園で発見
 特徴:外三長脚円頭やや放角。放射形の紅筋が有る。
貝殻,大舌。苞衣銀紅,花容端正,花茎高。半垂柄收やや広葉はよく捩れる

春蘭譜

蘭寶ャ史

蘭華譜

憲荷として紹介されたもの

最近の蘭

日本のあるサイトに憲荷として
紹介されていたらしい。

中国の蘭人も熱心な人は
よく日本のサイトを見て調
べているようだ。

憲荷と、それに葉、花ともよく似ていることから
新憲荷と命名した株が紹介してある。

増殖したこれらの蘭が中国へ売られ、さらに品
違いもあり中国でも混乱しているようだ

蘭寶ャ史補遺で牟安祥氏は次のように述べている。

 春蘭譜の写真は上海植物園の沈雪宝氏から盧益民氏に渡った蘭であるが、これは老憲荷ではなく新憲荷であろう。老憲荷は江浙地方で3〜5人しかもっていない。
 1930年代京華堂へ入り、1937年出版の蘭華譜に記載されている。憲荷と新憲荷の写真が載せてあるが、きわめて不鮮明である。我々専門家から見れば、新憲荷は憲荷に及ばないが、古い品種で名前を間違えているだけであろう。云々、云々とある。(牟氏の言う老憲荷、新憲荷と蘭華譜の憲荷と新憲荷は関係ない)

沈雪宝氏といえば松村氏や中村氏ら日本の蘭人とも極めて親しい人であるから日本で増殖した憲荷或いは新憲荷またはよく似た別の蘭が沈氏へ渡り、それが盧氏へ、そして春蘭譜などで憲荷として中国に紹介され広まったのかもしれない。もちろん単なる推測に過ぎないが。。

それでは牟安祥氏のいう老憲荷はどんな花であろうか?

この憲荷”は盧益民氏の栽培提供した写真

これも憲荷として売られているが大魁荷によく似ている?

こちらは大魁荷として紹介されたもの

並べてみると瓜二つ???

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