100万鉢の蘭を栽培している”蘭のふるさと“

記者は雲南省迪慶チベット族自治州維西リス族自治県を訪れた折知った。この全国でただ一つのリス族自治県ではほとんどの家で蘭を栽培しておりその量は110万鉢にもおよび、その生産価値は2億元に達し名実ともに”蘭のふるさと“といえる。

維西リス族自治県はかつてお茶を運ぶ馬の通る重要な所で、唐の時代から二本のお茶の道がここを通りチベットと内地をつなぎ、雲南からチベット、ミャンマーへ入る要所であった。

維西県蘭花協会理事長彭利民はこういっている。維西は”三江併流”の世界遺産保護区の腹部にあたり、貴重な細葉蓮弁のほとんどを産出する原生地であり比較的豊富な欄花資源に恵まれている。維西では現在既に150の原生種と80あまりの特色ある名蘭、200を越す新種があり、著名なものに太白素、白玉素馨蘭、高山素馨蘭、銀辺雪蘭、緑玉合弁などがある。

さらに彭利民はこうも言っている。90年代から維西の蘭は14回国内蘭展に出品され46個の賞を獲得し手いる。1990年アモイで開かれた中国第三回蘭花博覧会において太白素が金賞を獲った。

記者は雲南省蘭花協会理事、維西県蘭花協会副理事長楊世宏の“幽香蘭苑”で滄血奇、維西紅素、水晶奇葉等100以上の種類の蘭二千鉢あまりを見た。これらの蘭で省内外のいろんな蘭展において30以上の賞を得たそうだ。

楊世宏は記者にこのように語った。毎年14月は蘭の花を観賞するのに最もよい時期で、2001年から維西県では続けて五回の“シャングリラ維西蘭花交易祭”を開き,全県の毎年の交易額はいつも1000万元を超えている。蘭の栽培はすでに当地リス族の人々の貧乏から逃れ富を得る有効な方法となっていると。

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