張さんは杭州の人で蘭に対して造詣が深く、界隈でも結構知られている。去年の3月19日一人の男から電話があった。相手が言うには臨安昌化の人で蘭の名品を売りたいとのこと。

 張さんはとても蘭が好きだからすぐさま相手と待ち合わせすることにした。二人はある職場の前で会った。その男は手に二鉢の蘭を持っていて、一鉢は最新品種の”七弁奇花”で4000元、もう一鉢は”梅弁“で8000元だといった。

 張さんは蘭の玄人だからこれら二鉢がどちらも名品だと分った。蘭の良し悪しは主に花芽を見ればわかる。張さんは何度も注意深く見た。間違いない、本物だ!値段を交渉して彼は4000元で二鉢を買った。

 張さんは喜び勇んで蘭友の梁さんのところへ蘭を見せに行った。梁さんも数十年来の蘭きちで、一目見るなり何かおかしいと感じ、急いで蘭の根のところの表面の泥を水で洗い流してもう一度見てビックリした。花芽の付いた花茎とバルブを接着剤でくっつけてあった。二鉢ともにせものだ!張さんはあわてて蘭を売った男の携帯に電話したがすでに電源を切っていた。

 張さんはなんと運が悪いのだろうと声も出なかった。一ヶ月後、蘭友梁さんの携帯に電話があり相手は安徽省の人間だが蘭の名品を持っていると言った。梁さんはすぐさま晩の7時に蘭を見る約束をした。

会ってみると、その男は三鉢の蘭を出し、二鉢が”梅弁”で一鉢が”蝶花”だといった。梁さんは一目でそのうちの五本立ちの”梅弁”が気に入った。(一部文字化けで読めない)

“五万元だ。”その蘭屋は断固として言った。梁さんはそんな大金身に着けているわけも無かったが、どうしても蘭が欲しくてすぐに500元を手付けとして蘭屋に渡し、彼にどこかに一晩泊まってもらって明日彼が金を持ってきてから又話をしようということになった。

 家に帰ると、梁さんも冷静さを取り戻し急に張さんが騙されたことを思い出した。すぐに張さんに電話をして蘭屋の携帯の番号を照合すると同じだった!

 まさかあのペテン師か?彼らは二人で蘭を見に行くことを決め、もし本当にあのペテン師だったらすぐに警察に通報しようと打ち合わせた。

 思いがけず蘭屋のほうが先手を打ってきた。その晩10時に梁さんに電話をしてきて言うには、弟が自動車事故を起こし彼は急いで国へ帰らなければならなくなったので今から取引するしかない。二人は夜中11時半に華家池付近で会うことにした。

 梁さんは急いで張さんに電話し、彼に取引場所に先回りし隠れて様子を見てもらうことにした。梁さんが約束どうり行くと、蘭屋が姿を現した。張さんは一目見て彼を騙したあの男だと分った。二人の蘭友は彼に飛び掛りとッ捕まえ警察に通報した。

 蘭屋の張何がしは紹興の人間で46才だった。彼が言うには、村では多くの人が蘭を栽培しており、翌年の成長のため早めに花芽の付いた花茎を切ってしまうので彼はそれを拾い502ボンドで普通の蘭の根のところに引っ付け土をかぶせさらにミズゴケで覆い名品に見せかけたのだった。元手はたったの2元だった。

 西湖区裁判所は先週詐欺の罪で張何某に懲役2年、執行猶予3年、罰金一万元を言い渡した。

雲南蘭花網より

現在このような事件が頻発し多くの強盗殺人事件もおきているようだ。

一鉢五万元の蘭がなんと。。。
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