蘭華譜
元吉梅
またの名を掌扇梅。1916年浙江省蘭溪の陳元吉が選出,かつて余姚では新天興と呼ばれ杭州で元吉梅と呼ばれた。葉は半垂れ,中幅広葉。葉先はやや尖る。葉肉厚く光沢がある,新芽は紫紅色,花苞紫紅。外三弁円頭,收根細い,平肩,緊辺,浅い色の筋紋(蛭状紋)が入る。縒れやすく,小劉海舌,中小品
に属する。
1916年浙江省の蘭溪の陳元吉の選出,倪敬の紹介で杭州の九峰閣に収められた。
特徴:新芽は紫紅色,葉姿半垂れ,葉幅は中,葉先は尖り長い。
赤紅色の苞衣,子房苞衣は緑,花茎は赤紅で、葉面より低い。外三弁收根円頭,緊辺,一字肩,合背半硬蚕蛾捧心,劉海舌。舌の先端は小さく、舌に鮮明で細かい紅点がある,花色はやや緑色。開花しにくいが、しっかりとして花形が変わらない、力強さは“汪字”より上であろう。
とある。
また別の説明では
蘭華譜
元吉梅として紹介されたもの
花弁が開きにくい=苞衣をめくるとか補助してやらなければならない、弁の中央に蛭状紋が入りやすい、弁が縒れたり、反ったりしやすいなど欠点が多いようだ。さすがに気が引けるのかあまり醜い写真の投稿はない。
しかし登録されたということはうまく咲くととてもよい花なのかもしれない。
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