エン香

最近の蘭

1937年出版の蘭華譜によりと
1922年蘇州の謝瑞山氏が発見。1936年初めて日本に伝わり
今春(37年)開花した貴品。厚葉で半垂れ、とても壮健でまた趣がある。
花は三弁丸く、モッチリとして厚肉、緊辺、鮮やかな翠緑。平肩、半硬捧心、小円舌。全体的に集円によく似ている。よく整った端正な名花である。
現在鎌倉の本田氏以外数人が培養
写真は1937年開花したもので花容はとても美しいとある。

実際にはすでに絶種しており、集円あるいは天興梅
と間違えているのではとか集円の変種ではといった意見も多い

沈氏の蘭花には蘭華譜の写真を掲載しながらも1851〜1861年
常熟の葉えん香氏が選出したとある。小原氏も沈氏も何かの文献から引用しているのだろうがなぜこうも違うのだろうか。

日本のあるサイトでこの花をえん香として紹介しているそうだ。(何というサイトかは書いていない)。だがこれは明らかに天興梅だと牟安祥氏は述べている。このことからえん香は天興梅に似ていると言われるようになったらしい。

 このサイトのえん香と天興梅は同じで、三弁は先端が丸く、広く大きい。捧心の先端に窪みがあり、三弁の先端には鉤がある。記載されている円香は半硬蚕蛾捧心、中巣が昂起とあるが、日本のサイトに掲載されているえん香と天興梅はどちらも弁の先端に窪みがあり中巣は昂起していない。えん香の舌は如意円舌で舌端は垂れず正面から見ると舌の付け根が見えるだけである。日本のサイトのものはえん香、天興梅ともに劉海舌、舌は下に垂れ三角形を呈している。これらの花の違いだけから見ても日本のサイトのえん香は天興梅に間違いない。このことから数年前から中国に里帰りしてきているえん香は殆どが天興梅ではなろうか云々、云々とある。、

浙江蘭花網の写真

春蘭譜の解説と同じ

外三弁円頭收根,蚕蛾捧,如意舌,花色翠緑,花型非常端正。出土新芽淡翠緑色,叶半垂,質糯,葉面光亮。

牟安祥氏によると

最近えん香として紹介されたもの

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