舞蝶と簪蝶

春蘭譜
舞蝶  瓣型
:蝶弁
  歴史:抗日戦争前選出
  特征:外三弁脚,副弁の下半分舌化,と白がはっきり分かれに彩られる,弁
      端は後ろに巻く,大舌は下垂して後ろに巻く葉は半垂葉は広く長い
      色翠緑で光沢なし

舞蝶 18888.com.
瓣型:蝶瓣;
歴史不祥,1930年代に日本へ渡り、80年代後期日本から続々里帰りしてきた。中国国内では杭州花圃でのみ栽培されていた。

特徴;新芽は土を切ったときは淡い紅色でだんだん紫紅色となる。葉長20〜30cm、幅0.8〜1cm、葉の中ほどから先端にかけだんだん平展し、半垂れで葉先は鈍い。葉柄は太くたくましく、葉縁に鋸歯がある。葉の縁がやや内側に巻き、葉面に行竜がある。葉色は翠緑で光沢は無い。

茎は細長く1215cmあまり,花茎とその苞衣は暗紫色,子房苞衣色彩鮮明で雲が濃い。外三弁広い。ちょっと見ただけでは簪蝶に似ている。しかし明らかに違いがある。:主弁は立たず上蓋状を呈す。 花弁は、猫耳捧で五弁に同様の紫紅紋が有る。副弁の下半分が蝶化し緑と白の境がはっきりしていて紅点で彩られ、後ろへ巻く。大円舌は垂れて後ろへ巻く。花色は明るく紅紋があるせいで逆にさらに美しさを引き立てる。平肩。
花容が口をあけ笑っているように見えるところから、笑蝶ともいう。蝶花の美品で数は少ない。

  瓣型:蝶弁
  歴史:民国選出
  特徴:外三弁はやや広く、副瓣捧瓣紫紅色の線が入る。猫耳捧,
      大舌。副瓣の舌は不明瞭でまた不規則である。まれに捧瓣
      も舌することもある。開花後も副弁は後ろに巻かない。花茎高
      く、緑色。葉は半立ち。

瓣型:蝶瓣
  歴史1910年代選出。
  特徴三弁はやや長く,猫耳捧,巻き舌。副弁と弁に同じように
      紫の線がある。副弁の舌はその付け根は明らかである
      が、中間では途切れ途切れになる。副弁の先は後ろへ巻く。花
      茎高く、よく双頭花となる。葉は半立ち。

春蘭譜では舞蝶、笑蝶、簪蝶を分けて説明しているが舞蝶の写真はない。

青島18888.comでは舞蝶と笑蝶は同じであるとしている。

春蘭譜  笑 蝶

春蘭譜 簪蝶

舞蝶として紹介されたもの

笑蝶として紹介されたもの

簪蝶として紹介されたもの

投稿された多くの写真を見るとどうやら18888.comの見解が正しいように見える。

1)舞蝶と笑蝶は同じものである。
2)簪蝶の方が弁の紫紅色筋が多く、全体的に暗く感じられる。また主弁が立ち、副弁の舌化がすく   なく不規則、そして双頭花に咲くことがある。

しかし中に舞蝶と思える写真を簪蝶として投稿したり、皆同じでたまたまこのように咲いたのではという少数意見もあり、少し混乱があるようだ。
日本ではどのように扱っているのだろう。。

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