アスピリン

アスピリンはなぜ植物の開花をうながすのか?20世紀70年代以来熱さまし、痛み止めの常用薬であるアスピリンが農業用として大いに効果を発揮している。

メキシコのある人がアスピリンの希釈液を豆やとうもろこしに散布してやると、耐乾性を増し、開花を促進し豊作であった。花瓶の今にも枯れそうな切花に僅かなアスピリン溶液をかけてやると花弁は又生き生きとして、まだ咲いていない蕾も開花が早くなる。アメリカのある大学の教授は開花問題を深く研究していくうち、これは一種のホルモンが関係しているのではないか、またそれは樹皮に含まれるのではと考えた。そこでアブラムシが吸った樹液をすぐに抽出し、それを未開花の植物に注入してやるとすぐに開花することが分った。分析の結果このホルモンはサリチル酸であり、サリチル酸は正にアスピリンの水溶液である。アスピリンまたはサリチル酸を蘭に用いると直ちに三種のたんぱく質を合成しそれらはウィルスの侵入に抵抗し、植物の細胞が水分を失うのを防ぎ、免疫力を高める。このためこのホルモンは農薬としての大きな潜在力を秘めている。

愛蘭家の皆さんの参考のために

医薬用アスピリン(アセチルサリチル酸)は植物の遺伝子に作用し、多くの抗病性のたんぱく質を生成して病原体の侵入、拡散を阻止し、さらにはそれらを殺し或いは成長を抑制して、収穫を高める作用がある。最近植物学者はまた驚くべき発見をした。アスピリンは植物の葉が水分を失うのを効果的に防ぎその結果生長、開花、結実を促し“健康の元”のような働きをし、増産に目覚しい効果がある。蘭に用いたところ、アスピリンは確かに保護剤,湿効促進剤として大きな効果がある。その具体的な用法は目的によって異なる。

1、免疫力を高めるために用いる。

1) 1500倍液を毎月一回噴霧する、2,3回続ける。早期ウィルス病の治療として用い、病状が進むのを抑え、新芽にウィルスが現れるのを防ぐ。

2) 1500倍液を如雨露でやり白絹病、黒腐病,軟腐病の蔓延を防ぐ。 

3) 1500倍液を季節ごとに噴霧し葉裏の砂斑病,黒斑病の蔓延を防ぎ,新芽に感染するのを防ぐ。

4) 1500倍液を季節ごとに噴霧し蘭の健康を保ち、病気に犯されないようにする。

2、発根、発芽を促す。

1)50倍液に古株やバックバルブを2時間漬け、取り出してから乾いた後鉢に植える。残った溶液は800倍に薄め、800倍の燐酸二水素カリ或いはその他の促根剤を加え、発根水栽培用水盤用とする。テストしたところによると、発根、発芽が一ヶ月も早まり、成長も35日の差があった。 

2)2000倍液に水栽培し、さらに毎週一回葉面噴霧し、二週続けると20日早く根が   
   降りる。 

3)200倍液を根にかける、半月に一回、3回続けると腐った根を切り捨て、ほんの少ししか根の残っていない株でも20日も早く根が下りる。しかもたくさんのしっかりした太い根で多く枝分かれした根がある。また古芋から竜根を出させこの竜根から新芽を吹く。 

3、芸を促進させる。テストしたところによると、1500倍液に根を浸した後半月に一度、二回噴霧する。発芽を促すだけでなく、芸の変化を促す。

4、注意事項  

1)根を浸したり根にかけたりすることにより発根を促すが、時に“竜根” “分根” を出し根を太くする。これを考えると、濃度を薄くし2000倍位とし、漬ける時間も30分でよい。水栽培用は3000倍液とし、燐酸二水素カリ1000倍液と混ぜ用いる。間隔は一ヶ月以上とし2回を超えない。 

2)高温多湿の夏に行うと、葉が徒長し軟弱になり、920を用いた時と同じような副作用がある。このためチャボに用いてはならない。使用時、さらに注意することは;使用濃度は1500倍ではなく20003000倍液が良い。使用間隔は長い方がよく、2,3ヶ月あけて行う。これと燐酸二水素カリの併用は徒長を招くかもしれないが、薬効に影響はなく、施工間隔を長くすると徒長を防げるだろう。

3)根を溶液に漬けるのが最もよく発根発芽を促進するが、濃度が濃すぎたり、回数が多すぎると、新木が弱り次々新芽を吹いてしまい、翌年は新芽がでず花が咲くなどもってのほかである。このため特別な場合を除いて浸根法は用いるべきでない。どうしても行うときは少しだけ或いは低濃度のものに短時間漬けるか、じょうろでやるのも一回とする。

4)冬は行わない。噴霧は春の終わり、夏の初め、中秋に各一回。根にやる時は年に一回とし、二度以上行ってはだめ。

5)二種の鎮痛剤が混入されたアスピリンを植物に用いても似たような効果があるが、前もってその糖衣を取り除き95%のアルコールに溶かしその後所定の濃度に水で薄める。2000倍の液を作るには1グラムの薬に2000グラムの水を加え攪拌してやればよい。

 

?? これらのことは全て本当だろうか。にわかには信じがたいが試してみる価値はあり

そうだ。

本当にウィルスをやっつけることができればすごいことだが。。。

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