蘭界には、“千の梅弁花を探せても一つの荷弁花を求めるのは難しい”という言葉があるが、この小型の春蘭はまさしく荷弁でしかも純粋な黄花で素心ときている。持ち主の陳継武は自信満々にこの“天逸荷”は全ての春蘭のピラミッドの頂点に君臨するだろうと言う。昨日の午後交易所に表れた養蘭の大家である陳継武は自分の蘭がすごい人気なのを見て笑いが止らなかった。自分の蘭の値段はまんざら無茶なものでも無い。自分はいま6芽持っているが今日2芽持ってきた。かつてある人が一芽550万元で買っていったので2芽なら1100万元だが自分は売る気はないという。

ある蘭協会会長の宋世平氏は、彼は前に2芽の天逸荷を売ったがそのとき1芽250万元だった(このことは陳継武がすぐ否定した)。多分まだ後4本は持っているはずだ。全部でも1000万位じゃないかという。しかし多くの人は彼はほらを吹いて面白がっているだけだ。そんな値段買える人いるわけがないと思っている。彭州蘭花協会副秘書長周英福は言う。養蘭の大家の言う青天井とは何も鑑賞面から言うのではなく、経済的価値から言うもんだ。彼の言うことが本当なら天逸荷を十数年培養していることになる。それでたった6芽しかないということは、発芽率が極端に悪いと言うことだ。そんな蘭を1芽100万元で売ってもたいして経済的価値はない。ましてそんなべらぼうな値段ではなおさらのことだ。

他の蘭関係者たちもあの蘭にそんな価値はない、成都中の蘭の愛好者が馬鹿騒ぎをしているだけだと語っている

06年3月成都にて

天逸荷

言い値1,100万元の天逸荷

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